これからアメリカンブリーを飼いたい人へ

「アメリカンブリーってどんな犬なんだろう?」「見た目はちょっと怖そうだけど、実際は飼いやすいのかな?」――そんな風に気になっている方へ。この記事では、私自身がアメリカンブリーと暮らしている体験を交えながら、その魅力や飼い方、準備すべきことをご紹介します。
結論から言うと、アメリカンブリーは見た目と性格のギャップが大きく、家族にとって最高のパートナーになれる犬種です。
アメリカンブリーの特徴と魅力

見た目は筋肉質、でも性格は超フレンドリー
アメリカンブリーはがっしりとした体格と筋肉質なフォルムが特徴です。
「ちょっと怖そう」と思われがちですが、実際はとても温厚でフレンドリー。私の家の“ぶり”(♀)も“ふぐ”(♂)も、人が大好きで初対面の人にもシッポをブンブン振って近づいていきます。
家族との相性が抜群

特に子どもとの相性は抜群です。うちでは3歳と1歳の娘がいますが、アメリカンブリーは乱暴に扱われても怒らず、むしろ優しく寄り添ってくれます。
「見た目は番犬、心はベビーシッター」とでも言いたくなるほどです。
飼う前に準備しておきたいこと
飼育環境

中型〜大型犬なので、ある程度のスペースは必要です。ただし、室内犬としても十分暮らせます。
我が家では40坪ほどのスペースに住んでいますが、毎日の散歩と運動さえしっかりしていれば問題ありません。
食事と費用

アメリカンブリーは筋肉質な体格を維持するために、バランスの良いフードが欠かせません。
月々のフード代は1万円前後、医療費やワクチン代を含めると年間で15〜20万円程度は見込んでおくと安心です。
健康管理

遺伝的に股関節や皮膚のトラブルが出やすいと言われています。定期的な病院チェックや、体重管理が重要です。
実際に飼ってみて感じたこと
家族の絆が深まる

ぶりとふぐが家に来てから、家族の会話がぐんと増えました。子どもたちも「今日のお散歩は誰が行く?」と楽しそうに話し合っています。
見た目とのギャップに驚かれる

散歩しているとよく「怖そうだけど大丈夫ですか?」と声をかけられます。触ってもらうと、すぐにお腹を見せてゴロンと転がるので皆さん驚きます(笑)。
犬好きの仲間が増える

アメリカンブリーは日本ではまだ珍しい犬種なので、散歩中に同じ犬種の飼い主さんと出会うと自然に会話が始まり、犬友達がどんどん増えていきます。
飼う上での注意点

- 力が強いので、しつけは早めに始めること。
- 食欲旺盛なので体重管理に気をつけること。
- 運動不足はストレスの原因になるので、散歩は1日2回を基本に。
まとめ

アメリカンブリーは、見た目の迫力とは裏腹にとてもフレンドリーで家族思いの犬です。
しっかり準備をして迎え入れれば、あなたの生活は確実に豊かになります。
「見た目は番犬、心は天使」――これが私が暮らしてきて感じたアメリカンブリーの本当の姿です。
もしあなたが「これから飼ってみたい」と思っているなら、ぜひ一歩を踏み出してみてください。きっとかけがえのないパートナーとの日々が待っています。