犬の散歩は、飼い主にとっても犬にとっても重要な活動です。犬は自然の中で運動をすることが必要であり、散歩はそのための最も一般的な方法です。また、散歩は犬にとってストレス解消にもなります。
散歩ってどうやってさせたらいいんだろう?
一日どれくらい歩けば満足するのかな?
各種ワクチン接種や狂犬病注射が終わったパピーは、やっと一緒に外に出て歩き回れる頃ですね。ここでは散歩の必要性や、プロの訓練士さんから聞いた散歩の極意なども紹介していくよ!動画はページ内にあるので要チェック!
犬の散歩とは
犬の散歩とは、飼い主が犬をリードでつないで外に連れ出し、犬が自然の中を歩いたり、走ったりする活動のことを指します。散歩は、犬の運動不足解消やストレス解消に役立ちます。また、飼い主と犬のコミュニケーションを深めることもできます。ただし、散歩には注意が必要であり、犬の安全や健康を守るために、飼い主は犬の行動や体調を確認し、リードを付けるなどの配慮をする必要があります。
しかし、散歩には注意が必要です。以下に、犬の散歩についてのポイントをいくつか紹介します。
犬の体調を考慮する
散歩は犬にとって健康的な活動ですが、犬の体調に合わせた散歩が必要です。特に高齢犬や病気の犬は、散歩の強度や時間を調整する必要があります。
犬の運動量は、犬種や年齢、健康状態によって異なります。犬が十分に運動することは健康維持に欠かせませんが、犬の体調や天候、気温などに合わせて、適切な運動を行うようにしましょう。
犬は言葉で話しかけることはできませんが、犬の体調や態度を観察することで、健康状態の変化に気づくことができます。犬が食欲不振、下痢、嘔吐、元気がないなどの症状がある場合には、早めに獣医師に相談するようにしましょう。
まずは、愛犬の健康状態を見てからお散歩へ向かいましょう。
明らかに体調が悪そうな犬を無理やり連れだすのはNG。
犬は、人よりも暑い場所が苦手です。例えば、気温が25度を超える日などは涼しいお家から出るとすぐに舌を出してはぁはぁしたり、明らかにバテているような行動をとります。出来るだけ直射日光を避けられる時間帯にお散歩に行ったり、日影が多い公園などで過ごすようにしましょう。飼い主の考え一つで、熱射病や熱中症対策をすることが出来ます!
犬のリードを付ける
犬を散歩する際には、必ずリードを付けてください。リードを付けることで、犬が道路や人や他の犬に襲いかかったり、事故を起こしたりすることを防ぐことができます。
犬のリードとは、犬を引っ張って移動するために使用される、短いストラップ状の道具です。リードには様々な種類があり、材質や長さ、付属品が異なるものがあります。
犬のリードは、散歩やトレーニングなどの際に使用されます。リードを使うことで、犬が危険な場所に行ったり、他の動物や人に接触したりしないように制御することができます。また、リードを使用することで、犬が所有者から離れて迷子になることを防ぐこともできます。また、犬のサイズや性格に合わせて選ぶ必要があります。小型犬には細いリード、大型犬には丈夫で広いリードが適しています。また、犬が引っ張る癖がある場合は、引っ張りを防ぐために特別なリードを使用することができます。
気になる方は是非チェックしてみてね!
適切な距離と頻度
犬の適切な運動量は、犬種や年齢、健康状態によって異なります。一般的には、1日に2回から3回の散歩が推奨されています。また、散歩の距離も犬の体力に合わせて調整するようにしましょう。
うちでは朝晩の2回です!朝は15~30分程度、夜は30~90分程度でその日の天候や、愛犬の状態を判断して時間を決めています!
安全な場所の選択
犬の散歩場所は、安全で清潔な場所を選ぶようにしましょう。特に、犬が興味を持ちがちなゴミや危険物が落ちていないか、交通量の多い場所には注意しましょう。
最近、犬の散歩コースに毒入りの食べ物などが置かれている事件などが全国で見られます。飼い主さんは、出来るだけ愛犬の進む方向に異物がないか確認しながら歩きましょう。車や人が角からの急な飛び出しなどもあるので常に注意を心がけてください。
社会化の機会の提供
犬の散歩は、他の犬や人との出会いやコミュニケーションの場でもあります。犬が社会化するためには、他の犬や人との交流が必要です。犬が積極的に社交的になるように、飼い主が積極的に他の犬や人とのコミュニケーションを促すようにしましょう。
人や他のワンちゃんとの交流が得意ではない子もおります。
飼い主同士が声を掛け合って責任を持って交流させましょう!!
飲水や休憩の提供
散歩中には、犬が水を飲んだり、休憩をとる必要があります。犬が暑さや疲れで倒れないように、適度な休憩と水分補給を提供するようにしましょう。
100均などにお散歩用の飲み口つきボトルが売られていますので一つあると絶対に便利ですよ。
犬の行動を見守る
犬を散歩する際には、犬の行動を見守る必要があります。
犬は予期せぬものに反応し、走り出したり、他の動物や人に接触したりする可能性があります。犬をリードでつなぐことで、犬が危険な場所に行ったり、他の動物や人に接触したりすることを防ぐことができます。
犬のサイズや体力、性格、年齢に合わせて、適切な散歩コースを選ぶことが重要です。また、天候や気温に合わせた散歩コースを選ぶことも大切です。
犬は運動不足になるとストレスを感じたり、肥満になったりすることがあります。犬に適切な運動を与えることで、健康的な生活を送ることができます。
犬が排泄物をする場合は、必ず処理してください。公共の場所で犬の排泄物をそのまま放置することは、他の人や動物に迷惑をかけるだけでなく、環境にも悪影響を与えることになります。
犬の健康を確認する
散歩に出る前に、犬の体調を確認しましょう。犬の健康状態に異常がある場合は、散歩を控えた方がよい場合もあります。
健康な犬は活発で、食欲があり、水分をしっかりと取り、尿や便の排泄が正常で、痛がっていないことが一般的です。
愛犬の健康状態は散歩から見つけられる事もあります。
常に行動をチェックしましょう!
犬とコミュニケーションを取る
犬の散歩は、犬にとって重要な運動や社会化の機会であり、飼い主にとってもコミュニケーションやストレス発散の場となります。散歩中は、犬とコミュニケーションを取りましょう。犬の好きな場所や匂いを嗅ぎたがった場合は、少し立ち止まって犬が楽しめる時間を与えてあげましょう。
まとめ
犬の散歩は、犬にとって健康的で重要な運動であると同時に、飼い主との絆を深める時間でもあります。飼い主は犬の安全や健康を常に考慮し、楽しい散歩を提供するよう心がけましょう。犬の散歩は犬にとって重要な運動や社会化の機会であり、飼い主とのコミュニケーションの場でもあります。犬の体力や健康状態に合わせて、適切に散歩を行うようにしましょう。
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