ソーセージに命かけました 〜北海道産豚100%の開発秘話〜
こんにちは。札幌市北区篠路でホットドッグ屋「HOTDOG STAND FRANKEN」を営んでいるヘッドバンドおじさんです。
オープンから1ヶ月、ありがたいことにたくさんのお客様にご来店いただいています。
今回は、うちのホットドッグに欠かせない“もう一つの主役”、オリジナルソーセージについてのお話です。
業者製造でも、味は僕が作る
「ソーセージ、自分で作ってるんですか?」
お客様からよく聞かれます。
答えは、「レシピは自分、製造は業者さん」です。
僕が考案したレシピをもとに、北海道の信頼できる食肉加工業者さんに製造をお願いしています。
だからと言って、既製品のような“ありもの”ではありません。
何度も試作を重ねて、自分の舌と感覚で作り上げた、うちにしかない完全オリジナルの味です。

なぜ、オリジナルで作るのか?
バンズは北海道産小麦を使った特製100gの自家製パン。
それに見合う「主役の中身」が必要だと思いました。
市販のソーセージでは、このパンとのバランスや食感、味の余韻まで満足できなかった。
だから、「これは自分でレシピを作るしかない」と決意。
北海道産豚肉100%をベースに、塩、ブラックペッパー、ナツメグなどで勝負するシンプルな配合を追求しました。
添加物を極力使わず、安心・安全、かつジューシーでパンに合う味を──。
試作は40回以上、夜な夜なレシピを書き換えながら、朝4時の出勤前に味をチェックしていたのも今では良い思い出です。
製造はプロの技術と信頼関係
もちろん、現場の加工はプロの職人さんの手によるもの。
僕が信頼する業者さんに「この通りに作ってください」とレシピを託しています。
細かなミンチの粗さや混ぜ方、ケーシングの太さ、ボイルとスモークの温度管理──。
僕の細かいこだわりにも、粘り強く付き合ってくれた業者さんには、感謝しかありません。
「FRANKENでしか食べられないソーセージ」は、まさにこの共同作業から生まれたのです。
家族が「これなら食べる」と言った
完成が近づいたある日、家で試食していたとき、妻がこんなことを言いました。
「これ、上の子(2歳)でもパクパク食べたよ。」
それまでお肉が苦手だった娘が、美味しそうに頬張ってくれたのです。
あの瞬間、「この味は間違ってない」と心の中でガッツポーズをしました。
ここだけの味、ぜひ一度
今では、お客様から「肉の味がしっかりしてる」「スパイスが絶妙!」とお声をいただけるようになりました。
業者さんから「業務販売しませんか?」と打診されたこともありますが、今のところはごめんなさい。
FRANKENのソーセージは、FRANKENだけ。
ここだけの味を、ぜひ一度食べてみてください。
次回は「家族と犬とホットドッグ屋の日常」
次回のブログでは、少しラフに、僕と家族、そして愛犬たちとの毎日について書いてみようと思います。
ホットドッグ屋の裏側、犬と子どもに囲まれたリアルな日常、ぜひお楽しみに。
最後まで読んでいただき、ありがとうございました!
